佐呂間町へ行く

  • 2011/10/17 15:07
  • Category: 璃空
10月15日。今年も佐呂間町へ行ってきた。
今回は息子が一緒に行ってくれた。

今年の11月7日で日本で最大級の竜巻がおこってから5年経つ。
竜巻で同じ職場で働いていた方が9名も亡くなってから5年経つ。

昨年はあまり当時のことについて書かなかった。
(当時のニュース記事)(別記事)


何が起こっているのかわからずに地面に転がっていたごくごく僅かな時間。
わたしは死ぬ覚悟をしていた。


仮設事務所の窓が激しい風でガタガタ震え、
網戸が目で追う事もできないほど激しく左右に動き、
普通の強風ではないと思ったそのとき。
目の前にある壁がグシャッと紙を握りつぶすようにわたしのほうに倒れてきた。
何か大変なことが起きているという恐怖。
その後、わたしは叩きつけられるように地面に倒れた。
2~3度、前転するように転がった記憶もある。
倒れてから強風がやむまで、ありとあらゆるものが自分に向かってぶつかってきた。
わたしは、固くて大きな物やとがった物があたったら死ぬなと思った。
そして、もしもこれで死んでしまったら、息子に親がいなくなってしまう。
たった一人にさせてしまう。あの子の学費は誰が払っていくのだろう。
どうしよう、どうしよう。
時間にして僅か10秒から15秒くらいだったらしい。
その僅かな間に、息子を残していくことになったらどうしようと考えていた。
自分の半生を思い出したりはしなかった。
たった何秒かの間のこの恐怖というのはすさまじいものだった。
そしてこの後の地獄絵図もさらにひどいものだった。

だが、わたしは無傷だった。
頭がデコボコになるほどの沢山のたんこぶと、おでこに切傷。
胸に斜めに切り傷。
そして無意識に右手で頭をかばったため、右の脇が切れて出血していた。
膝小僧からも血が流れていた。
体中に真っ青なアザが数え切れないほど出来ていた。

仮設テントが張られお医者さんが診てくれたが、無傷・・・らしい。

これで無傷・・・・?

ただ、心が悲鳴をあげてしまったらしい。
早期に顕著にPTSDと診断された。


切傷やアザはすぐに治った。
心の傷は璃空と千葉で出会った友達、そして家族の支えで治った。

昨年は千葉から北海道に帰ってきた報告をした。
今年は、無事に就職が決まった報告ができた。

20111015-001.jpg

今回はじめて、このトンネル内を走ってきた。
亡くなった9名もさぞかしこのトンネルの完成を見たかったことだろう。

20111015-002.jpg

このあと慰霊碑のある場所に行ってきた。

20111015-003.jpg

昨年と同じように綺麗に掃除され、お花も飾られていた。

貫通式以来のトンネルを自分で運転したし、
慰霊碑の前であらためてご冥福をお祈りしたし!

小腹も空いたので、次はご飯。

20111015-004.jpg

常呂町栄浦にある「船長の家」

口コミを見てみたら、何気によい評判。

20111015-005.jpg

さんざん悩んだ末、息子もわたしも「親子丼」
1,200円だったのだが、お向かいにある「海の市」というところで、
カキやホタテを買っていたので、200円引きの1,000円だった。

待っている間、こんなクイズで盛り上がった。
全問正解でさらに100円引き。

20111015-006.jpg

わたしたちは鰍(かじか)と鯔(ぼら)がわからず提出を断念。
頭を寄せ合って考えているうちに運ばれてきた親子丼。

20111015-007.jpg

鮭はちゃんと焼いてほぐしたもの。
真ん中はサーモンじゃなくって、鮭のルイベ。
プリンプリンのイクラも美味しかった。

写真に写っていないのだが、毛ガニのお吸い物が絶品だった。

えっ?璃空?
もちろん璃空も一緒に行った。


璃空は食堂には一緒に入れないので・・・
20111015-008.jpg

まだ紅葉には早かったけど、
こんな木々を見上げて待っていてくれた。

20111015-009.jpg

ちょっと不貞腐れているように見えるけど、
おそらく・・たぶん・・・気のせい。

そのあと田舎ではなかなか会うことのないワンちゃんがいた。
20111015-010.jpg

3歳の女の子(名前を忘れてしまった)
犬は苦手なキュートな女子で、息子のことをたいそう気に入ってくれた。

今回も日帰りで約600キロを走ってきた。
それもほぼ高規格道路と高速道路ばかり。
極力パーキングエリアにとまって新鮮な空気と、
新鮮なクンクンをしてもらっていた。
20111015-011.jpg

20111015-012.jpg

20111015-013.jpg

来年も行けるといいなぁ。佐呂間。


★おまけ★
息子が撮った写真

20111015-014.jpg

20111015-015.jpg

わたしの撮った写真のほうが上手でしょ(爆)

にほんブログ村 犬ブログ 大型犬へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

Pagination

Trackback

Trackback URL

http://riku0421.blog91.fc2.com/tb.php/428-ff14ee0e

Utility

プロフィール

ひろえ

Author:ひろえ
2008年3月26日。
生まれ育った北海道からはるばる千葉へ赴いた。
まるで異国に行くような思いだった。
2008年5月30日。
憧れの黒ラブくんと運命の出会い。
2010年8月5日。
一身上の都合により北海道に帰ってきた。
2012年5月27日。
可愛いヨーキーちゃんが家族の仲間入り。

★登場人物紹介★
わたし、母ちゃん → 管理人
璃空 → 主人公の黒ラブくん
マリン → 同じく主人公のヨーキーちゃん
ちびっ子 → 管理人の姪
ちびっ子のママ、妹 → 管理人の妹
お父さん、お母さん → 管理人の親

馬鹿は自分を中心に地球が回っていると信じているが、
利口な人はそうではないことを知っている。
これはわたしのモットーである。

100人いれば100の常識があるということも忘れちゃいけない。

自分の人生の主人公は自分であるということも忘れちゃいけない。

璃空のこと

にほんブログ村

ブログランキング

ランキングに参加中です
どうぞよろしくお願いします

楽天からのお知らせ

ご訪問者様

人気ブログランキング

気が向いたときにしか更新しないくせに、ランキング上位を狙っていたりする。憧れは「コメントが多いのでお返事が遅れています」と書き込むこと。